2026GW津和野・萩・秋吉台・山口市・岩国 6人家族の3泊4日旅行記 おすすめ観光地その4

旅行観光

「新緑の秋吉台を見てみた。」という奥様の一言で決まったGW旅行、折角行くなら山口の東側をぐるっと巡ろうということになりました。県境の島根の津和野から、萩・秋吉台・湯田温泉・瑠璃光寺を巡って、最後は岩国の錦帯橋までの有名観光地の体験記です。

本記事では、中国地方某県から、6人家族の車移動での旅行で、実際の行程や各スポットの見どころ、アクセス、所要時間、価格、混雑状況などを紹介していきます。お車での家族旅行の参考にして頂けたら嬉しいです。

  • この記事の目次
  • 1日目 太鼓谷稲荷神社・津和野街並み
  • 2日目 萩東光寺・松陰神社・秋吉台
  • 3日目 湯田温泉・瑠璃光寺・錦帯橋
  • 4日目 岩国の錦帯橋・岩国城(今回ここ)
  • 4日目行程
  • 子連れでGW中の移動です
  • 錦帯橋・岩国城散策(3時間)
  • 中国地方某県まで帰路(5時間)

4日目 錦帯橋・岩国城散策、岩国の歴史を巡る旅

岩国国際観光ホテルさんの朝食は、バイキングです。会場は、子供の日にちなんで、沢山の鯉のぼりが飾り付けられています。和洋中と、朝から品数も豊富です。定番の卵焼きの実演や岩国名物の太平もあります。山口名物の瓦そば体験もありました。熱々の瓦に、自分でごま油をひき、茶そばを炒め、盛り付け、錦糸卵と牛肉を乗せ、レモンをトッピングしたら出来上がりです。子供達は、名物を自分で体験出来て大満足でした。こういう演出嬉しいですよね。朝から、沢山頂きました。ご馳走様でした。

岩国国際観光ホテルさん、立地が良くて、接客も丁寧、ホテルも豪華で、温泉も最高です。食事も地元の名物を繊細な盛り付けで美味しく頂きました。何よりも、錦帯橋を含む美しい景色を堪能出来ました。岩国観光ホテルさん、総合的にかなりの高評価です。かなりおすすめです。

錦帯橋温泉 岩国国際観光ホテル

チェックアウト後、ホテルのご厚意で、駐車場に止めさせていただき、錦帯橋の散策と岩国城見学です。岩国城へは、ロープウェイで登ります。15分間隔くらいで、廻っているので、多少の混雑でも問題なく観光できると思います。連休最終日だったので、混雑もなく観光出来ました。

料金は、錦帯橋入場券往復とロープウェイ往復セットで、大人970円、子供460円です。錦帯橋を渡ると、お土産屋さんとお食事処が立ち並びます。ロープウェイを目指して奥に行くと、噴水のある大きな公園があります。初代岩国藩主吉川広家公の像があります。

1600年、中国地方の大大名毛利家初代毛利元就の孫、吉川広家は、天下分け目の関ヶ原で、東軍の勝利を予見しました。主君の毛利輝元が、西軍の総大将であるにも関わらず、徳川家康に内通し、毛利領の安堵と引き換えに中立の立場をとり、関ヶ原で戦線をボイコットし西軍の敗退の一因になりました。しかし、戦後、約束は反故にされ、毛利家は、取り潰し、逆に、広家は、出雲の富田12万石から、毛利領のうち周防長門の36万石を与えられました。

これは、広家の望んでいた事とは違い、広家は、この後、毛利家存続のために奔走することとなります。家康に何度も掛け合い、自ら賜った領土36万石を毛利家に差し出すことで、取り潰しを取り止めにさせ、自らは、毛利の支藩として岩国3万石に治まりました。これで関ヶ原の処分は決定し、毛利家は、120万石の大藩から。36万石の小藩となり幕末を迎えることになります。

先日のガイドさんも言っていましたが、広家は、ある意味、毛利家の恩人だったにもかかわらず、毛利家は、吉川家をあまりよく思っていなかたらしく、明治期に入るまで、あくまで長州藩の支藩で、藩として扱われなかったそうです。

広家は、岩国に入ると、時節柄、直ぐに防衛の事を考え、山の上に岩国城を築城し錦川を天然の堀として、内側に藩主の屋敷、藩政を執り行う施設と重臣の館を設置し、外側に、中級武士達の館を造りました。そして、その外に町人街を設置し、錦川に橋を架けることで藩を機能させようとしました。しかし、錦川は、川幅が広く、急流で暴れ川だった為、何度も橋が流され、洪水の度に藩政が麻痺しました。ここから、1677年、岩国藩 3 代藩主の吉川広嘉が、錦帯橋を掛けるまで、岩国藩の「流されない橋を」という悲願の物語が続くことになります。

領主の館などがあった場所は、大きな噴水のある公園になっています。子供達は、ここがかなり楽しかったらしく、いつまでも噴水で遊んで予想外に時間をとってしまいました。

定期的に大量の水が噴水されます。結構な迫力です。

猿がはしゃいで、噴水の中に突っ込んでいって、パンツの中までずぶ濡れです。ウキィー

子供達もようやく気が済んで、ロープウェイに向かいます。多少並びましたが、直ぐに乗れました。3分程、絶景を楽しみ、終点に到着です。ここから、山道を10分程歩いて、お城まで行きます。舗装された緩やかなルートと山道のルートがあり、チビ助と奥様は、前者で登ります。

山頂に到着です。合流するまで、しばし休憩です。再建された天守が見えます。

休憩所で、丹次郎が出迎えてくれます(笑)

岩国城天守閣に登ります。岩国城築城7年目の1615年に江戸幕府から一国一城令が発令されました。岩国城は、岩国藩が、毛利家の支藩とみなされた為、取り壊しとなってしまいました。太平の世が訪れたことにより、山上に城を構え、錦川の天然の堀を利用した戦国の拠点が、太平の世では、藩政の中心地が、暴れ川で分断される不便な町になってしまいました。洪水の度に、橋が流され、藩政が麻痺する為、「流れない橋」を架けることが、岩国藩の悲願になりました。

錦帯橋の物語は、岩国藩 3 代藩主吉川広嘉によって始まりました。それ以前の錦川には、何度も橋が架けられていましたが、度重なる洪水により流失を繰り返していました。当時の川には渡し船が主な渡河手段として使われていましたが、城下町の発展に伴い、より安定した渡河手段が求められていました。

錦川は、川幅広く、急流の為、川床に砂利が深く堆積し、そこに建てられた橋脚は、激しい流水に耐えることが出来ませんでした。この経験から、より強固な構造が必要だと判断した広嘉は、石造りで橋脚のない当時の最新技術の長崎の眼鏡橋を研究しに家臣を派遣したりしました。また、明の書物に、五つの小島に架かる橋が描かれていると聞き、わざわざ、その絵を長崎から取り寄せました。そこに描かれていた、五つの小島に架かるアーチ橋を見て、吉川広嘉は、錦川に小さな島を築いて、そこにアーチ橋を築けば良いのだと閃きました。吉川広嘉は、当時としては革新的な五連のアーチ構造を採用した新しい橋の建設を決意します。

1673年、広嘉は、藩の棟梁に命じて新しい橋の建設を始めました。「長年の夢だった流れない橋」が年内には完成しましたが、初代の錦帯橋は完成からわずか 1年後の 1674 年、大洪水により流失してしまいます。橋はこれ以降、「本当に流れない橋」の実現の為、近江に、技術者を派遣したりして、様々な改良を加えられることになりました。

2 代目の錦帯橋は 1677 年に完成しました。この時に確立された木造アーチ構造は、現在の錦帯橋にも受け継がれている基本設計です。橋脚を石造りにし、その上に木造アーチを載せるという構造は、洪水時に水流の抵抗を減らし、橋の安定性を高めるという画期的なものでした。

この 2 代目以降の錦帯橋は、約 300 年もの間、大きな改修は必要としながらも、その基本構造を保ち続けました。定期的な維持管理と部分的な補修により、江戸時代から明治、大正、昭和初期まで、多くの人々の往来を支え続けたのです。ちょっと長くなりましたが、錦帯橋の物語でした。どうでしたか?

天守閣からの眺めです。これを見ると先ほどの吉川広家公から始まる岩国藩の苦悩、そして、「流れない橋を」という郷土の夢に挑んでいった藩主吉川広嘉を中心にした岩国藩士たちの生き様が見えてきませんか? 錦帯橋がより美しく見えてきます。

岩国城を後にして、ホテルに向かていると、凛々しいお侍さんの銅像がありました。長男が、「桃太郎だぁ。」と喜んで写真撮影していると、「桃太郎じゃないよ、佐々木小次郎だよ。」とお爺さんから指摘されていました。ウキィー

2日間に渡り岩国を堪能して、そろそろお昼時で、ホテルに迷惑を掛けるので、駐車場を後にして帰路に着きます。岩国城も錦帯橋も良かったですが、ホテルが、何より素晴らしかったです。本当にお世話になりました。岩国国際観光ホテルさん、ありがとうございました。

錦帯橋温泉 岩国国際観光ホテル

山口を後にして、中国地方某県に向かいます。連休最終日で、スムーズに高速をドライブします。ランチは、宮島パーキングで、奥様と、長男は、アナゴ丼を頂きました。焼きと、蒸しの2種類で、長男は、この旅行で一番美味しかったと絶賛していました。・・・複雑です(笑)

秋吉台をメインに、山口県東部を3泊4日で廻りました。素晴らしい自然と、中世、戦国、幕末と、中国地方の中心として栄えた歴史の街の奥深さに魅了されました。ほんの一部しか、見れていないので、奥様は、山口の再訪を熱望しております。山口の方たちの郷土愛の強さ、誇りは、数々の史跡、文化財、自然遺産の佇まい、行き届いた管理に表れていたと思います。県外のロクさんも日本人として、誇らしく思いました。また、家族と再訪したいと思います。

今回のお宿は、それぞれに特色があって、どこも、また再訪したいような素敵なお宿でした。お世話になりました。長い間、ロクさんの与太話に付き合って下さりありがとうございました。皆様の家族旅行の一助になれば幸いです。ありがとうございました。

錦帯橋温泉 岩国国際観光ホテル
湯田温泉 防長苑
若さぎの宿

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